Imperial Whisky
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インペリアルは、スペイサイドのシングルモルトウイスキー蒸留所で、スペイ川近くのカロンに位置し、1897年にダルユーインのトーマス・マッケンジーによって創設されました。その名はヴィクトリア女王のダイヤモンド・ジュビリー(即位60周年)を記念したものですが、蒸留所自体の歴史は決して順風満帆ではなく、20世紀を通じて長期にわたる閉鎖と断続的な生産が繰り返されました。
インペリアルが1998年に最終的に閉鎖された時点では、シングルモルトの一般的な愛好家よりも、ブレンダーやインディペンデントボトラーの間でより広く知られた存在でした。その後、蒸留所はペルノ・リカールによるアライド・ドメック買収を経て、シーバス・ブラザーズのポートフォリオに組み込まれましたが、操業が再開されることはありませんでした。インペリアルは2013年に解体され、現在はその跡地の一部にダルムナック蒸留所が建てられています。
インペリアルの公式ボトリングは常に限られており、アライドの短命なレンジに含まれていた15年熟成が最もよく知られた例のひとつです。現在流通している表現の多くはインディペンデントボトラーによるもので、古いカスクがこのウイスキーの評判を高めてきました。その風味はソフトなフルーツ、ハチミツ、バニラ、シリアル、穏やかなスパイスが特徴で、熟成が進むにつれてよりワクシーで磨かれたような、トロピカルなニュアンスも現れます。
インペリアルは今やスペイサイドウイスキーの歴史における閉じた章ですが、忘れ去られた存在ではありません。現存するボトリングは、稼働中にシングルモルトとして脚光を浴びることのなかった蒸留所の姿を垣間見せてくれます。そして残されたカスクの数が限られているからこそ、その価値はますます高まっています。